
ご安全に!
先日、初めて安全会議に参加しました^^
海運室の安全会議は船の中で行われるのですが、
訪船も初めての経験です!
船員の皆さんがとても温かく迎え入れて下さいました♪

楽しい雑談を交えて親睦を深めつつ
安全についてディスカッションしたり…
とても有意義な安全会議になりました^^
さて、10月になると
姫路市では秋祭りが盛んに行われます。
秋祭りと言えば、屋台の練り合わせがメインですが、
みなさんこちらの起源はご存じでしょうか?
屋台は船を表しており、
屋台と屋台をこすり合わせるような動きをする
練り合わせは
「船同士をぶつけて船底についた貝をこすり落とした」
故事が起源となったとされています。

訪船してこの目で船を見て改めて思いましたが……
現代の安全基準では考えられませんね(笑)
弊社では25年後半より
「安全にはひと手間かかる」をキーワードに
より一層の安全の確保に向けて
たった数秒で済むひと手間を取り入れることに
力を注いでおります。
秋祭りは危険と隣り合わせです。
安全な祭りを遂行するための
「ひと手間とは何だろう?」と考えてみましたが……
私は参加できないので見学しかできません>_<
見学する側の「ひと手間」は、
「屋台だけでなく練り子や人の動きも見る」ことだと思います。
屋台は練り子が動かしているので、
当たり前ですが人が動く通りに動きます。
指示役が指差す方向、人の顔・体・屋台の向き…
ひと手間掛けて確認して進路の予測をして自分も動きます。
練り子たちは「声掛け」や「相互注意」を積極的にしているので、
それを見聞きして判断することもとても大切です。

私は40年近く祭りを見学しているので
慣れているつもりですが、
それでも危ない場面に出くわすことはあります。
どれだけ経験があっても慣れは禁物・危険予測は必要だと改めて実感します。
今年で30周年を迎える木場屋台ですが
来年新調するため、
現屋台の魂を抜く昇魂式が執り行われました。

1年振りの祭り、30年振りの新調となれば、
3Hの全てに該当します。
する側・見る側…どちらも注意すれば危険は回避できます。
そのためには安全のための「ひと手間」を惜しまないことが大事だと思います。
またまた長くなってしまいましたが…
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
海運室
S.T