
ご安全に。
海運室です🚢
先日、安全会議を行うため、停泊中の船舶を訪問しました。
海運室の安全会議は船舶内で行われます。
その際に大変貴重な「船内見学」の機会をいただきました。
念願叶って足を踏み入れたのは、
船の司令塔である「ブリッジ(操舵室)」。
日本語では「船橋(せんきょう)」とも呼ばれます。
なぜ「橋」という名前がついているのか、皆さんはご存知でしょうか?
その語源は、昔の蒸気船時代に遡ります。
左右の外輪を覆うケースをまたぐように、
全体を見渡せる高い歩道(橋)を作ったことが始まりだそうです。
歴史を知ると、景色が少し違って見えますね(^^)
たくさんの計器や機材を見たり、
本物の無線を聴いてテンションが上がっていると、
船長さんが優しくご丁寧に説明してくださいました♪

写真中央にあるセロハンテープのような黄色の機材ですが、
こちらは「水平器」です。
筒の中に液体と空気が入っているもので、
「傾き」を調べる道具ですが、
皆さんも1度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
液体よりも空気の方が密度が低く軽いため
重力によって液体が下に沈もうとする力に押し出され
空気は常に1番高いところへ移動します。
このように液体と気体の密度差を利用したシンプルな道具ですが、
これが荷役の安全に直結します。
この作用を利用して、船の傾きを確認します。
●左側に製品が偏る = 船が左に傾く
●空気(気泡)が右へ移動する
●それを見て、積載バランスの調整を指示する
この細かな確認の積み重ねが、航海中の荷ズレ・荷崩れを未然に防ぎ、
大切な製品を無事にお届けするための鍵となっています。

また、写真中央左端に緑・青・赤の3色のボタンがありますが、
緑のボタンの上には「場所」の名前、
青は「逆回転」赤は「停止」と書いてありました。
これは船倉内にある3ヶ所の換気扇のボタンだそうです。
金属製品にとって、湿気はサビの原因となる「天敵」です。
船倉内の空気・湿度を常に管理し、最適な状態に保つ。
今回紹介したのは全体のごく一部のことですが、
こうした「現場の当たり前」のレベルの高さが、
当社の高品質物流を支えているのだと改めて実感しました。

この日は、すぐ隣のバースで港運室が行う外航船の荷役や、
構内では物流管理室による内航船の荷役も(少しですが)目にすることができ、
まさに「高品質物流の最前線」に触れた一日でした(*^^*)
現場で働く方々の高いプロ意識を肌で感じ、
私自身も身が引き締まる思いです。
今回の学びを日々の業務に還元し、現場の方々がより円滑に、
そして快適に活躍できる環境づくりに貢献していきたいと思います!
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
海運室 S.T