
こんにちは。
日伸運輸の採用チームです。

鉄鋼物流業界は今、大きな変化の真っただ中にいます。
社会のインフラを支える鉄の物流現場を「もっと働きやすく、もっと効率的で、もっと安全に」するために、国と業界が一丸となって改革を進めているからです。
2024年問題(時間外労働の上限規制)や、日本鉄鋼連盟が新たなガイドラインを策定したりと、数年前から改革が始まっていますが、
さらなる進化を目指した取り組みは続けられており、2025年8月には「持続可能なサプライチェーン構築・効率化のための鋼材物流ガイドライン Ver1.0」も発表されました。
これらの改革の本質は、「物流の現場で働く人の価値を守る」ということです。
私たちと一緒に働く未来の仲間が、安心して長く活躍できる環境を整えることが、大きなテーマになっています。
今、鉄鋼業界では、以下のような取り組みが進められています。
1.待機時間を減らす
鉄鋼製品を積み下ろしする場所で、ドライバーが長時間待たされるという課題がありました。
これが「荷待ち・荷役待機」と呼ばれる時間であり、ドライバーや現場スタッフの大きな負担になっていました。
ガイドラインでは、この待機時間をなくすため、荷主様や着荷主様と物流会社が協力して「この時間に納品する」という明確な時間設定を推進しています。
作業の計画性が高まることで、働き手の拘束時間が短縮され、残業の軽減が見込まれています。
2. 「ただ運ぶ」から「最適な計画をつくる」仕事へ
物流会社には、言われた通りに運ぶだけでなく、「どうすれば一番効率よく、安全に運べるか」を考えることがより求められるようになります。
例えば、積込み回数を減らすことにより、待ち時間短縮に努めることで、輸送回数を減らすことができ、ドライバーの運転負担を軽くすることができます。
また、これは環境にも優しい取り組みです。
3. 協力し合うことで、トラブルが減り安全性が高まる
ガイドラインには、鉄鋼物流に携わる、荷主様や着荷主様と物流会社がお互いに「今、どんな状況か」「課題は何か」という情報を共有する仕組みを強化するよう示されています。
情報が共有されることで、「急な遅延」や「作業中のトラブル」が減り、すべての現場で安全性が向上し、安定した物流が実現することで、長く安心して働ける環境が整いつつあります。
鉄鋼物流業界は、働きやすさ・安全性・効率性をすべて底上げする「業界改革」の真っただ中にいます。
ガイドラインや法規制を起点に、鉄鋼物流は“進化の段階”に入りました。
この変革期だからこそ、いろんな挑戦もできると考えています。
そのため、これからの鉄鋼業界に必要とされるのは、こんな人であると考えています。
●変化を楽しみ、現場の課題改善に積極的に取り組める人
●お客様と連携し、最適解を生み出せるコミュニケーション能力
●新しい物流のあり方を柔軟に取り入れる意欲のある人
●安全第一の姿勢を持ちながら、効率化にも果敢に取り組める人
「もっと働きやすい環境を創りたい」「新しい挑戦ができる現場で成長したい」
そんな想いのある方は、ぜひ、日伸運輸へお越しください。